ベビーマッサージが赤ちゃんに良いって聞いて、教室にも行ってみようか悩んでいるんだけれど、いつから始めたらいいの?どんな効果があるの?
このような疑問にお答えします。
✔︎こんな人におすすめ
- 赤ちゃんのベビーマッサージに興味があるママ・パパ
- ベビーマッサージを赤ちゃんにしてみたい人
- ベビーマッサージについて知りたい人
✔︎記事の信頼性
この記事はパーソナルトレーナーでボディケアセラピストの資格を持つ妊娠中のママでもある筆者が執筆しています。
✔︎本記事の内容
- ベビーマッサージの効果や注意点がわかる
- ベビーマッサージに必要なものがわかる
- ベビーマッサージの資格がわかる
ベビーマッサージは大人が受けるような筋肉のコリをほぐすマッサージとは違い、赤ちゃんとママ・パパとのスキンシップが目的で行われます。
肌に直接触れることで幸せホルモンであるオキシトシンという物質の分泌により、赤ちゃんだけでなくママやパパも幸せな気持ちになりストレスが軽減するといわれています。
でも、赤ちゃんにマッサージってなんか怖いし、危ないんじゃないの?
べビーマッサージは他人が施術するわけではなく、ママが直接マッサージしてあげるので、安全に正しく行えば心配はありません。
ただし、自己流で赤ちゃんの手足を引っ張ったり、首を曲げたりなどは非常に危険なので絶対にしないでください。
初めての場合は近くの教室で、先生と一緒にすることをおすすめします!
それでは早速、ベビーマッサージにはどのような効果やメリットがあるのかみていきましょう!
ベビーマッサージの効果
- リラックス効果
- 血液循環の促進
- 消化機能のサポート
- 免疫力アップのサポート
- 便秘の解消をサポート
- 脳や身体の発達のサポート
- 精神的な安心感と幸福感を得られる
リラックス効果
ママやパパとのスキンシップは赤ちゃんを安心させ、リラックス効果があります。また、ストレス反応の軽減効果も期待できます。
血行の促進
身体がリラックスすることで血行を促進します。血行が促進することで全身が温まり、栄養もしっかりと届きます。
免疫力アップのサポート
赤ちゃんへの肌への心地よい刺激はストレスホルモンを抑制して免疫力を高める効果があります。
便秘の解消をサポート
お腹周りのマッサージは胃腸を刺激し、便秘解消をサポートしてくれます。
脳や身体の発達のサポート
赤ちゃんへの五感の刺激は脳の発達をサポートします。
ベビーマッサージはママやパパが赤ちゃんに話しかけながら触れ合うことで触覚(皮膚)への刺激だけでなく、聴覚や視覚へも働きかけます。
また、カロリー消費量・摂取量に差はなかったものの、体重増が見られた研究結果も。迷走神経活動と胃の運動性が増加したことなどが理由として考えられています。
精神的な安心感と幸福感を得られる
ママやパパとのスキンシップを図ることで、リラックス効果やストレス軽減から安心感や幸福感を得られます。
また、ママやパパもスキンシップを図ることでリラックス効果が得られ、憂鬱な気分が解消され、ストレス解消になります。
さらに、継続することで赤ちゃんの体調の変化にも気づきやすくなるでしょう。
ベビーマッサージの開始時期
開始時期に明確な決まりはありませんが、生まれたての赤ちゃんの肌はとても敏感です。マッサージを行うのは早くても生後1ヶ月以降を目安に、まずは手や足など部分的にはじめていき、徐々に全身のマッサージを行なっていきましょう。教室では生後2〜3ヶ月から開始するところが多いみたいです。
マッサージをするタイミングはリラックスしている状態の「就寝前」や「お昼寝後」、「お風呂上がり」などがおすすめ。
マッサージを行うことで「夜泣きが改善された」という声もあります。
ベビーマッサージで必要なもの
100%植物性のマッサージオイル
マッサージオイルを使うことで、肌の滑りを良くし、保湿効果も期待できます。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。大人用のオイルは使用せず、必ずベビー用を使用しましょう。
バスタオルと小さめのタオル
赤ちゃんの身体の下に敷くバスタオルと、オイルをぬるため小さめのタオルも用意しておきましょう。
タオルの生地はガーゼ素材など肌に優しいものを使用するようにしましょう。
おもちゃ
赤ちゃんがマッサージに驚いて泣いてしまったり、機嫌が悪くなった時に使用します。お気に入りのおもちゃがあると安心するでしょう。
ベビーマッサージのやり方
始める前の準備と確認
体調や機嫌の確認
体調が悪い時や気分がすぐれないときは無理にせずに様子を伺いましょう。
準備物の確認
オイル、タオル、おもちゃのセッティングをしましょう。
赤ちゃんの服装の用意
基本的には裸で行いますが、おむつをしたまま行う場合はウエストを少しゆるめてあげましょう。
気温や湿度
部屋やママ・パパの手は暖かくしておきましょう。冷たい手でいきなり触れると赤ちゃんがびっくりしてしまいます。
音楽があるとリラックス効果アップ
クラシックやヒーリングなどをかけてあげるとリラックス効果がアップするためおすすめです。音量は小さめにしましょう。
ベビーマッサージの流れ
①手にオイルをたっぷりつける
赤ちゃんの肌を引っ張られないようにし、少しずつオイルを足しながらゆっくりと肌になじませていきましょう。
②マッサージをする順番は心臓から遠い足から
心臓から遠い足、お腹、胸、肩、腕、背中、最後に手首から肩、背中、お尻、腿、足首へと順になじませていきましょう。
最初は足や手だけなど1〜2箇所からはじめてみても良いかもしれません。
ベビーマッサージの注意点
- 赤ちゃんの身体を引っ張ったり、大きくゆすったりしない
- 肌を引っ張ったり、オイルを擦り付けない
- ママ・パパは赤ちゃんを傷つけないように爪を切る
- オイルが肌に合わない場合は使用を中断する
- 機嫌が悪い時や体調が優れない時に無理にしない
- 予防接種の前後は避ける
- 自己流でマッサージを行わない
安全にベビーマッサージを行うためには、正しいやり方を学ぶ必要があります。
初めての場合は、ベビーマッサージの教室を受講することをおすすめします。地域の教室ではワンコインで行っているところも多く、最近ではオンラインで自宅でも受講できる教室もありますよ!
また、教室を受講することでママ・パパ友との交流もあり情報交換の機会にも繋がります。
ベビーマッサージの資格について
しっかり学びたい方や、講師を目指したい方には資格取得がおすすめ。
最近では育休中にベビーマッサージの資格を取得する人が増えているみたいですよ!
まとめ
ベビーマッサージは身体的なメリットだけでなく、精神的なメリットも多く、赤ちゃんとのスキンシップの方法としてはとても有効です。
また、赤ちゃんだけでなくママやパパのストレス緩和にも役立つため、ちょっと疲れてるな、、、と感じた時などにもおすすめ!
ママやパパの不安やストレスは赤ちゃんのストレスにもつながります。
余裕がない時ほど、ベビーマッサージで心を落ち着かせ、赤ちゃんとの素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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