身体のケアやコンディショニングのグッズって色々あるけど、たくさんありすぎてわからないんだよねぇ、、、
コンプレフロスをご存知ですか?
ケアグッズの中でも使いやすく、とても効果的でおすすめですよ!私も普段から愛用しています。
「コンプレフロス(フロッシングともいう)」というツールは、一般的にはあまり聞きなれない言葉かもしれませんね。
実は世界的にアスリートだけでなく、リハビリテーションやフィットネス分野などでケアとして幅広く使用されています。
とはいえ難しいものではなく、慣れたら一般の方でも十分に使用できるツールのため、ぜひ一度試してみて、効果を実感してもらいたいと思います!
✔︎こんな人におすすめ
- 身体の痛みやコリが気になる人
- アスリートで痛みの緩和やケアをしたい人
- 競技パフォーマンスを高めたい人
巻くだけで驚きの変化!
例えば、肩に巻くだけで腕の上がり具合が劇的に変化するよ!(※症状や原因による)
✔︎記事の信頼性
パーソナルトレーナーとして運動指導歴10年の筆者がご説明します。
(※本記事の内容はSanctband社のH P、サンクトバンドおよびフロッシングの書籍や論文を引用し、作成しています。)
✔︎本記事の内容
- コンプレフロスの効果と禁忌がわかる
- コンプレフロスの使い方がわかる
コンプレフロスとは
コンプレフロスとは天然ゴム製のバンドを身体に巻き付けて圧迫し、その状態で自動運動や他動運動を行うことで、関節可動域の増加や、動作時の違和感を緩和する効果が期待できるコンディショニングツールです。(引用:Sanctband公式HPより)
コンプレフロスを使用する目的と効果
- 痛みの緩和
- 血行の促進
- 癒着を緩める
- 可動域の改善
- 腫脹の減少
- 筋肉の増強
- 協調性の改善
硬く癒着した筋膜をゴムバンドで圧迫することで剥がす効果があります。
筋膜には、毛細血管、リンパなど末梢神経があり、痛みを感じる感覚神経が集中しています。そこを圧迫することで痛みの緩和にも効果があるというわけです。
少し難しく書きましたが、ゴムチューブを使うことで誰でも簡単に筋・筋膜系の痛みの緩和や血流の促進することができ、ケアやリハビリに用いることができるアイテムです!
最近では、雑誌の紹介でモデルさんがケアに使っていることでも話題になりました。
コンプレフロスの種類
今回はSanctband製のコンプレフロスでご紹介します。
硬さ:4種類
身体の巻く箇所によってチューブの強さを使い分けます。
- グリーン:子ども・高齢者・一般女性
- ブルーベリー:一般男性・筋肉量の少ないアスリート
- プラム:アスリート
- グレー:筋肉量の多いアスリート
幅:3種類
身体の巻く箇所によってチューブの幅を使い分けます。
- 1インチ:主に指関節や手に使用
- 2インチ:主に腕・肘・足関節に使用
- 3インチ:主に腰・胸部に使用
長さ:2種類
身体の巻く箇所や筋肉の大きさ(太さ)によってチューブの長さを使い分けます。
- 2m
- 3.5m
コンプレフロスの使い方
巻き方
- 体幹(遠位から近位へ)に向かって巻く
- 50%(1.5倍)の張力で伸ばしながら巻く
- 約50%重ねていく
- 巻いた状態で自動運動(自分で動かす)と他動運動(人に動かしてもらう)を最大2分間行う
- 外して自動運動(自分で動かす)と他動運動(人に動かしてもらう)を最大2分間行う
回数
- 2分✖️2〜3セット(最大5セット)
ストレッチYouTuberであるオガトレさんがわかりやすい動画をご紹介してくださっています。サッカー選手向けに紹介されていますが、一般の方も使用できます。
上半身
下半身
コンプレフロス使用上の注意点
1回の使用は最大2分間まで
連続での使用の場合は1度外してから、再度巻き直しましょう。また、途中で気分が悪くなったり違和感を感じる場合は直ちに中断しましょう。
肌に直接巻いて行う(※アレルギーの人は服の上からもしくは使用不可)
直接肌に巻くことで効果的に使用できます。ただし、天然ゴム製のためラテックスアレルギーのある方は使用を控えてください。
定期的なお手入れ
セルフケアと衛生的理由のため、自分専用のものを使用することが好ましい。
使用後は流水で洗い、乾燥させましょう。
コンプレフロス使用の禁忌
皮膚炎、皮膚感染症、静脈炎、血栓症、腫瘍、悪性新生物、糖尿病、抗凝固薬または高容量の副腎皮質ステロイド薬を服用している方、骨折、心不全、CRPSの方は使用しないでください。
また、発熱、妊娠中、静脈瘤、高血圧、低血圧、甲状腺機能障害、慢性炎症症状、精神的ストレス、ラテックスアレルギー(衣類の上からなら可能な場合も)、違和感や不快感、抵抗感のある人はドクターの承認を得てから使用することをおすすめします。
コンプレフロスをさらに詳しく知りたい方
専門家の方やさらに詳しく知りたい方は、書籍やセミナー受講をおすすめします。
おすすめ書籍
セミナー
Sanctband社が開催しているセミナーを受講していただくと、より実践的な使用方法が学べます。
まとめ
今回は、日常で使用できるセルフケアグッズ「コンプレフロス」についてご紹介をしました。
全身に使うことができ、効果も高いためとてもおすすめです!
日常のセルフケアからアスリートのコンディショニングまで幅広く使用できますので、ぜひご活用ください!
その他、セルフケアグッズに興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
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