長年便秘に悩んでいるんだけど、食物繊維が良いって聞いて野菜をたくさん食べるように意識しているんだけど、なかなか効果が出ないし、毎日そんなにたくさん摂取できないし、どうしたらいいの〜?
それなら「もち麦」がおすすめですよ!
もち麦って炭水化物だから太るんじゃないの〜?
確かにもち麦は炭水化物ですが、白米とは違い多くの食物繊維と栄養素を豊富に含んでいるから、腸内環境を整え、便秘解消だけでなくダイエットにもおすすめなんです!
便秘だけでなくダイエットにも効果あるの!?
そうなんです!
今回は、便秘解消やダイエットなど健康効果の高い食物繊維最強フード「もち麦」についてご紹介しますね!
✔︎こんな人におすすめ
- 食物繊維をしっかり摂りたい
- 食事で便秘を改善したい
- 健康的に食べながらダイエットをしたい
✔︎記事の信頼性
この記事は管理栄養士である筆者が執筆しています。
✔︎本記事の内容
- 食物繊維最強フード「もち麦」について
- 食物繊維の重要性ともち麦の効果
- おすすめのもち麦の食べ方
もち麦とは
もち麦は大麦の一種。大麦を蒸気で加熱し柔らかくした後、ローラーで平くしたものです。
近年スーパーフードとして注目を浴びていますが、その歴史は古く紀元前3000年頃といわれており、世界最古の穀物の一つだといわれています。
日本には1800年ほど前の奈良時代には栽培され始め、平安時代あたりから麦ご飯として食べ始められました。しかし、現代の主食は「白米」が主流となり、もち麦を見かけることが少なくなってしまいました、、、
では、最近になって、なぜもち麦がスーパーフードとして注目されるようになったのでしょうか?
その秘密は、現代人が不足しがちな栄養素である「食物繊維」と「微量栄養素」の豊富さにあります。
もち麦の食物繊維量は最強!
もち麦の食物繊維量は白米の20倍、玄米の4倍!
もち麦には「βグルカン」という水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は人の消化酵素では消化しきれないため以前はあまり注目されていませんでしたが、現在は健康のために重要な働きをしており、第6の栄養素ともいわれ注目されています。
私たちの腸内には多くの細菌が棲みついていますが、その腸内環境を良くする善玉菌の餌になるのが食物繊維。
その中でもβグルカンは多くの健康効果をもたらしてくれる優秀な栄養素なのです。
日本人の食物繊維摂取量
1日に摂取したい食物繊維量は、男性21g以上、女性18g以上といわれていますが、1日で必要な野菜の量といわれている350gの倍近く摂取しないといけないことになります。
例えば、サラダ1皿がおよそ70gと考えると、350gの野菜を摂取しようと思うと最低5皿は必要で、野菜だけで食物繊維を摂取することはどう考えても難しいですよね、、、?
もち麦はお茶碗1杯で約2.7gの食物繊維を含み、野菜と組み合わせることで食物繊維をしっかりとることができるのです。
不足しがちな微量栄養素が豊富
また、もち麦にはそのほかにも現代人が不足しがちなマグネシウム、カリウム、亜鉛、鉄などのミネラルやビタミンB群、ビタミンEなども豊富に含まれています。
これらの微量栄養素は体の機能を調整し、エネルギー代謝や抗酸化作用などに効果があり、健康だけでなく美容を意識する方にも必須の栄養素になります。
もち麦に豊富なβグルカンの効果
- 便秘解消
- 腸内環境を整える
- ダイエット効果
- 満腹感の持続効果
- 内臓脂肪の減少
- 血糖値を穏やかにする
- 血中コレステロールを調整する
また、もち麦には「セカンドミール効果」といい、前の食事でもち米を食べた影響が次の食事にも出ます。
それは、次の食事ではもち麦を食べていなくても、腸から血糖値を調整するホルモン(GLP-1)が分泌されるためで、食後の血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。
もち麦の食べ過ぎは食物繊維の過剰摂取になり便秘、下痢、胃痛などの原因にもなるため、適量を摂取するようにしましょう。
ご飯に混ぜるだけ!もち麦の美味しい食べ方
【3合炊飯の場合】
- お米をいつもの水加減で用意
- もち麦ともち麦の重さの2倍の水を入れる
- 炊飯
おすすめ商品
毎日取り入れたい食品だから、大容量の国内産がおすすめ。
■食物繊維摂取ならオートミールもおすすめ!
まとめ
今回はもち麦の食物繊維の凄さと健康効果についてご紹介しました。
筆者自身も長年便秘に悩み、野菜を普段から意識して摂取していたので食物繊維もしっかり摂れているのになんで?と思っていましたが、もち麦をご飯に混ぜて食べるようになってから少しずつ便秘が解消されるようになってきました。
食物繊維は野菜だけではなかなか十分に摂取できません。
もち麦は簡単に生活に取り入れることができる最強スーパーフードです!
ぜひ、あなたも「もち麦健康生活」はじめてみませんか?
コメント