キャリアアップや転職のために資格を取りたいんだけど、忙しくて時間もないし、モチベーションも続かない、、、どうしたらいいの?
このような疑問にお答えします。
✔︎記事の信頼性
働きながら毎年資格受験をして10以上の資格を持つ筆者が、実際に取り組んでいる勉強方法をご紹介します。
✔︎本記事の内容
- 資格取得のメリット
- 資格勉強の方法がわかる
- 資格取得に向けて準備することがわかる
仕事のキャリアアップや転職のために資格を取得しようと勉強を始めたものの、なかなか続けられず挫折した人も多いのではないでしょうか?また、一度挫折してしまうと、「自分には向いていない、、、」と負のスパイラルに陥り、なかなか勉強が進まず納得のいかないままに試験当日を迎える人もいるのではないでしょうか?
今回は、そんなあなたでも続けられる資格勉強のコツを、働きながら国家資格である管理栄養士はじめパーソナルトレーナーやその他10以上の資格を取得した筆者がご紹介します。
そんなこと言って、筆者は昔から勉強ができたんでしょ〜?
そんなことはありません!学生の頃はとにかく勉強が嫌いでクラスでは、ほぼ最下位の成績で優等生をいつも羨んでいました、、、そんな劣等生だった私でも実践できていますから、あなたなら絶対に大丈夫ですよ!
資格を取得するメリット
資格勉強は想像しただけでも大変!メリットがないのに人は頑張れませんよね、、、
心配している方でも大丈夫!資格にはデメリット以上にたくさんメリットがあります。しっかりとメリットを知った上で資格を選びましょう。
自分に自信がつく
学生の頃は勉強も部活も人と比べられることが多いでしょう。また、就職の際には学歴で判断されることもあったでしょう。
しかし、大人になれば就職した場所の差はあれども他に大きな差はありません。ほとんどの資格(学校卒業などの受験資格があるものを除いて)は自身の努力次第で誰でも取得することができ、合格することで達成感を味わい、自信につながります。
知識がつくことで仕事の幅が広がる
例えば、パソコンでの入力作業しかできなかった人がWEB制作の資格を取得することで、できる仕事の幅が広がるでしょう。
仕事のスピードや効率が上がることで残業も減る可能性も出てくるかもしれません。
そうなれば職場で重宝されるだけでなく、他部署への移動も視野に入れることができるかもしれません。
何より、自分がやりたかった仕事ができるチャンスが増えること間違いないでしょう。
資格手当がついたり、キャリアアップにつながる
どれだけ仕事ができる人も、それを証明できるものがなければ認めてもらうことが難しい場合があります。
正当な評価をしてくれる会社であれば理想ですが、努力だけでは評価の対象にならないことも多々あるでしょう。
そんな時、資格取得をアピールすることで意識の高さや知識の豊富さを評価され、専門職であれば資格手当がついたりキャリアアップへの評価対象になる可能性も出てくるかもしれません。
給料やキャリアアップを口だけで文句を言っても現状は変わりません。
まずは誰でもできる資格取得を目指すことで自分の立場を変える努力をしてみてはいかがでしょうか。
転職活動の自己アピールにつながる
転職のポイントは「人柄」はもちろんありますが、やはり「実績」が大きいのが現状でしょう。
転職時にはまず履歴書での書類審査を通過しなければいけません。その時に実績を証明するものは「学歴」「職歴」「資格」です。
学歴や職歴が良いに越したことはありませんが、他者と比較されると自信のない人もいるでしょう。
私も学歴には自信がなく、職歴もフリーター時代が長かったのでとてもわかります。
しかし、資格はどうでしょうか?過去は変えれなくても未来は変えることができます。資格を取得することは信頼性につながり就職に有利になることも多いでしょう。私は実際に資格を取得していたおかげでそこそこ大きな企業の店舗責任者として採用してもらえた経験があります。
転職をしたいけれど、自分には何もアピールできるものがない人ほど、資格の勉強をすることをおすすめします。
転職・今後のキャリアにお悩みの方
資格勉強が続かない人の特徴
試験を受ける目的が明確でない
資格を取得するときに一番挫折する理由が「なんとなく受験」ではないでしょうか。
資格勉強は短いものだと数週間、長いものだと年単位でしなければいけません。
プライベートを削ることはもちろん、お金もかかります。
もちろん犠牲にした以上にメリットはありますが、そこまでの犠牲をとってまで頑張り続けることは本当に大変なことです。
そのためには最低限
- 自分はなぜこの資格を取りたいのか
- 資格をいつまでに取りたいのか
- 資格を取ってどう活かしたいのか
を明確にして、勉強に取り掛かることが大切です。
家族がいる場合には周りの人の協力や配慮も必要になるでしょう。
まずは勢いだけで勉強を始めずに、自分と向き合う時間をつくりましょう。それが、後々モチベーションの維持に大きく影響することは断言しても良いくらいです。
忙しさを言い訳に勉強を後回しにしてしまう
仕事や育児など、大人は思っている以上に忙しい、、、
ですが、その忙しさに差はあるものの皆同じです。
どれだけ忙しくても、むしろ忙しければ忙しいほど意識して時間を作るべきです。
- 今日もどうせ残業だから仕方ない
- 子どもの世話でそんな暇ない
そんな言い訳を自ら作り出してはいませんか?
それでもスマホでSNSを見たり、YouTubeを見る時間はありますよね?
人は時間があるから頑張れるほど利口ではありません。
時間がなくてもあっても必要に迫られると頑張れるものです。
もし、今の現状を変えたいと少しでも思うのであれば、現状をもう一度見直してみてはいかがでしょうか?
他人と比較し、自分には無理だと決めつけている
例えば学校の受験は「上位◯名が合格」など、点数だけでなく他人と比較されますが、資格勉強は自分との戦いです。
よほど最近作られた資格でない限り、参考書や過去問にはある程度の流れがあり、勉強をした人が点数を取れるようになっています。
勉強仲間を作ることで励みになる場合は良いですが、他者と比較してやる気を無くしてしまう場合はおすすめしません。
また、「自分には無理」と普段から口癖のように言ってしまう人も要注意!ネガティブなことを口に出すほど人は自信を失います。
根拠のない自信はよくありませんが、「自分はこれだけ勉強しているんだから大丈夫!」と努力に対してはいつも自分を褒めてあげましょう。
自己投資をしない
これは資格勉強に限った話ではありませんが、知識を身につけたければ自己投資を怠らないことが大切です。
それはたくさんお金をかければ良いということではなくて、必要最低限のものや時間には投資をするということです。
参考書であれば何年も前のものを使うのはではなく新しいものを購入したり、勉強に集中できる環境のために筆記具やカフェ代をケチらないということです。
資格勉強は時間との戦いでもあります。限られた時間の中で少しでも快適にスムーズに勉強ができるように環境を整えてみましょう。
資格勉強を続けるポイント6つと挫折しないコツ
興味のある資格を選ぶ(興味のある分野から勉強を始める)
どれだけ必要な資格でも、自分が全く興味・関心のない分野は勉強する気にはなれませんよね。
もしそれでも仕事に必要ならばやるしかありませんが、興味のある分野への転職も視野に入れるのはアリかもしれません。
資格を取得する際にはもう一度、自分はなぜこの資格を取得したいのか、この資格にどんな魅力を感じているのかを自問自答してみましょう。
どれだけしんどい勉強でも、興味のある分野であれば頑張れるものです。
明確な目標設定を行う
「いつ」までに「絶対取得」するという明確に決めることで、試験までのスケジュールを逆算し、モチベーションを維持することができます。
「来年受けれたら受けようかな〜」「受かったらラッキーだな〜」だけは絶対にやめましょう。
毎日必ず参考書を開く
忙しい中で時間を確保することは難しいでしょう。かといって、休日のみガッツリ勉強することはおすすめしません。
人の記憶は1時間後には半数以上を忘れ、1週間も経てば約8割も記憶から消えています。
引用:エビングハウスの忘却曲線より
記憶の定着には反復が必要です。たとえ1日10分でも目を通すことが暗記の多い試験勉強には大切になってきます。
必ず毎日少しで良いので試験勉強をしましょう。
時間や勉強範囲を決める
特に国家資格などになると試験範囲も広く、果てしない、、、
そのためには、項目ごとに期間を決めて「第1章は◯月◯日までに終わらせる」というふうに決めることが大切になります。
1つの章に時間をかけすぎて、気がついたら試験までに全範囲終わらない、、、なんてことにならないように気をつけましょう。
資格を取った自分を想像する
誰でも先の見えない未来には不安を抱くものです。
そんな時ほど、成功している自分を想像することが大切。
オリンピック選手などで金賞を取った選手も、自分が金賞をとるイメージをすることをイメージしていた人が多いですよね!
未来の自分をイメージをして、その自分と現在のギャップを埋めていく作業をしていくことが、今やるべきことの明確化にもつながります。
自信のない人ほど、資格を取った後の自分を想像して、やる気を奮い立たせましょう!
自分の集中できる場所を見つける
あなたの集中できる場所はどこですか?
静かなところでひとり黙々と勉強するのが好きな人もいれば、人がたくさんいるカフェで刺激を受ける方が集中できる人もいるでしょう。
その人やその時の状況によって集中できる場所は変わりますが、自分が集中できる場所をいくつか知っておくとその時の状況に合わせて勉強を進めることができるため、色々と試してみると良いでしょう。
ちなみに私は勉強机よりもリビングかカフェが落ち着くため、大抵どちらかにいることが多いです。
おすすめの独学勉強方法
1冊の参考書を読み込む
はじめからたくさんの参考書を買うことはおすすめしません。
まずはしっかり1つの参考書を読み込むことで頭に叩き込むことがおすすめ。
もちろん、参考書が合わない場合や、ある程度読み込んでさらに理解を深めたい場合にもう1冊購入することは良いでしょう。
個人のやり方があるとは思いますが、私が色々と試して一番良かった参考書の進め方は
資格試験にはある程度傾向があります。過去問をしっかり解き込むことで傾向をつかみ、試験に強くなりましょう。
暗記したい項目を紙に書く
目で見ているだけではなかなか覚えることができません。
覚えにくい単語は特に紙に何度も書いて覚えましょう。
ちなみに私はいつも「青ペン」を使って書いて覚えています。
色々試しましたが、自分には一番青ペンが暗記しやすいことがわかりました。
音読をする
声を出して覚えることもおすすめです。
家以外ではなかなかできませんが、人は声に発することで記憶が定着しやすいといわれています。
特に長い文章を覚えるときは流れで覚えるのに声を出すのは良いでしょう。
アプリを活用する
最近では試験対策アプリがたくさん出ています。
有料のものにこしたことありませんが、まずは無料で色々と試してみると良いでしょう。
時間管理アプリ
時間を設定し、終了時間になるとアラームが鳴ることで時間を知らせてくれるものです。
学校のチャイムのようなイメージですね。時間を区切ることでメリハリを持って勉強に取り組むことができるでしょう。
記録アプリ
何の勉強をどれくらいしたかを記録するアプリです。
記録することで経過がわかるだけでなく、モチベーションにもつながるためおすすめです。
一問一答アプリ
メジャーな試験であれば、一問一答がアプリであります。
休憩時間や移動中など少しの時間でもサクッと勉強ができるのでおすすめです。
特に職場で勉強をしていることがバレたくない場合にも、スマホを触っているだけなら勉強していることが悟られません。
筆者も仕事の休憩時間にとてもお世話になりました。
勉強が上手くいかない時の対処法
講習の受講や専門スクールの利用を検討する
独学だけでは限界があります。資格の種類にもよりますが、どうしても自分一人では難しいと感じた場合は、専門家に教えてもらうのが正直一番早いです。やる気があるけど、どうして良いのかわからない場合は経験者や専門機関に相談してみましょう。
また、模擬試験などは独学関係なく受けれるものは受けておくことをおすすめします。実力を知ることや試験なれするのにとても効果的でしょう。
取得する試験日の時期を再検討する
さまざまな事情で試験までに間に合わない場合もあるでしょう。
本来はそれでも受けることをおすすめはしますが、やむおえない場合は試験日を変更することも手段の一つです。
ただ、1年に1回しか受けることができない試験などは受けないことでモチベーションの維持が難しいものもありますので、日程の変更には慎重になりましょう。
取得する試験の種類の変更を検討する
- 最初は必要だと思ったけど、モチベーションが上がらない。
- 何度受験しても落ちてしまい、もう辛い。
そんな場合は、本当にその資格が必要かをもう一度検討してみましょう。
資格はあくまで一つのスキルアップの手段に過ぎません。
他に自分に合った資格や興味のある資格がある場合は変更するのもありでしょう。
まとめ
資格勉強には時間やお金、そして努力を継続するためのモチベーションが必要になります。
資格を取ったからといっていきなり人生が激変することはありません。
しかし、今までたくさん資格を取ってきた筆者が言えることは、絶対に後悔がないということです。
資格勉強することで自信がつき、学習する習慣がつくことで仕事に必ず活かされます。
今の現状を変えたい人、スキルを身につけたい人、理由はさまざまでしょうが、何歳になっても勉強はできます!
ぜひ、あなたも挑戦してみてください!頑張るあなたを応援しています。
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