本を読むメリットってあるの?ネットで良くない?
お金も時間もかかるし、何より苦手なんだよね、、、
わかる〜!本を読んでいると眠たくなったりしますしね、、、
でも、読書はデメリット以上にメリットがたくさんあるんです!
メリットを知ると、きっとあなたも本を読みたくなること間違いなしですよ♪
✔︎本記事の内容
- 本を読むことのメリット
- おすすめの読書方法3選
- 読書を継続するためのコツ
日本人の2人に1人は「読書をしない」
文部科学省の「1ヶ月に大体何冊くらい本を読むか」の調査によると、
- 読まない:47.3%
- 1冊以上読む:52.6%
(1〜2冊:37.6%、3〜4冊:8.6%、5〜6冊:3.2%、7冊以上:3.2%)
という結果になりました。
つまり、2人に1人は読書をする習慣がなく、逆に1月に1冊でも本を読むだけで2人に1人の「読書をする側の存在」になれるというわけです。
では、読書をする側の人たちにはどういった特徴やメリットがあるのでしょうか?
読書をする人の特徴
- 収入が多い
- 好奇心が旺盛
- 語彙力が高い
- 知識や情報量が豊富
- 分析力に優れている
収入が多い
高収入の目安は、年収1,000万円以上といわれていますが、それらの人はわずか6%程度。
この6%のビジネスパーソンの読書事情を調査した結果、
- 6割以上の人が毎月1冊以上読書をする
- 平均年収層の3倍以上のビジネス書を読む、漫画は8分の1程度
- 読書をするのはオフィスや公共交通機関(電車、バス)が目立つ
引用:日本初、ハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX(アイエックス)」が今どき1,000万円プレイヤーの「読書事情」を徹底調査より
ということがわかりました。
年収が多いということは、それだけ優れた能力や知識があるということです。その能力や知識を増やすために、日頃からさまざまな情報に触れ、仕事に活かす圧倒的な努力をしていることは間違い無いでしょう。
好奇心が旺盛
人は何かを知ることに対して快楽を感じ、脳の機能を刺激するといわれています。
本を読む人の特徴は「なぜ?」「どうして?」と好奇心があり、興味を持ったことに夢中になれる人が多いのではないでしょうか?
本を読むことは、自分の知らない知識や世界観を得ることができる最高のツールなのです。
語彙力が高い
人が言葉を学ぶ方法は大きく2種類あります。
1つは、生まれた環境や育った環境によって得られた語彙力。そしてもう一つは自発的に学んだ語彙力です。
例えば、関西出身者であれば普段から自然と「なんでやねん」と関西弁を話すでしょう。
しかし、時には敬語を使うべき時もあるでしょう。また、自分のイメージや考えを表現したい時もあるでしょう。そのような時、知らない言葉を話すことはできませんよね?
たくさんの言葉や使い方を知ることは、その時々にあった対応ができるだけでなく、自分の考えや思いを形にすることができるのです。つまり読書は多くの語彙を自然と知ることができるツールなのです。
知識や情報が豊富
最近ではインターネットの普及により、スマホ一つで何でも情報が手に入る時代になりましたが、本とネットの大きな違いがあります。
それは「信頼性」です。
ネットには残念ながら信頼性の薄い情報も多くあります。その膨大な情報の中から自身の知りたい情報を得ることはとても大変です。
しかし、本の場合は販売をするために多くの審査を通過しています。本の最後には必ずといって良いほどどこからの情報かが記載されていますよね。
そのように、読書をする人はネットだけの情報を見ている人よりも、信頼性の高い知識や情報が豊富となるわけです。
分析力に優れている
読書をすることは、いろんな人の考え方を知ることができます。
自分一人の頭で何かを考えるには限界がありますが、いろんな人の考えを学ぶことで自分にも活かすことができるのです。
何かについて知りたい時は、まず「なんで?」から始まり、情報を得ることで「わかった」につながりますが、日頃から考える習慣がある人はここで終わらせずに「じゃあ、どうしよう?」と自分ごとに置き換えて、さらに思考をめぐらせます。
このように分析力を高めるためには、まずは自分の知らない考えを得ることが必要で、その方法としてお手軽なのが読書なのです。
読書をするメリット
人はよほど自分が好きなこと以外は、メリットがないとなかなか始めることはできませんよね?
デメリットはあなたの大切な時間とお金を使うことですが、メリットはそれ以上ではないでしょうか?
誰にも奪われない財産を手に入れることができる
読書をして得られた知識や情報は、自分の頭の中に蓄積されます。
もちろん、インプットするだけでは日に日に忘れてはいきますが、インプットした知識をアウトプットすることで、自分のものとなっていきます。
お金や土地などの財産には限りがありますが、知識に限りはありません。
例えば仕事がなくなってお金に困っても、お金を稼ぐ方法を知っていれば困りませんよね?極端ですが、そのような方法も読書をすることで得ることができるのです。
幅広く物事を考え、分析することができる
分析というと難しく聞こえるかもしれませんが、要は物事を幅広く「考える」ことができるということ。
大人になって起きる問題は、学生の頃のテストのように答えがひとつなんてことはあまりありませんよね。
仕事や家庭で、壁にぶつかったときに誰かに相談することも大切ですが、解決方法を自分で考えることも大切です。
そんな時に、本は自分が出会うことができないような人の考えも知ることができ、何より多くの考えを参考にすることができるため、問題解決の糸口が見つかりやすくなるというわけです。
悩んだり、迷った時ほど本を読んでみると良いかもしれませんね。
自分の頭で考え行動することで収入アップにつながる
人から与えられた仕事に、それ以上はありません。
もちろん決まったことをきちんと行う仕事も大切ですが、収入を高めるためにはみんなと同じことをしていは絶対に上がりません。
人より能力が高い人が仕事ができるとみなされ、それが業績に影響することで、キャリアアップや収入の増加が期待できます。
つまり能力が高い人は、日々の自己投資を怠らず努力する傾向があるため、結果にむずびつきやすいというわけです。
読書をすることは自己投資のひとつに過ぎませんが、誰でもできる方法でキャリアアップにつながるのであればやらない理由はありませんよね?
ストレスが軽減する
読書をする人は、しない人に比べて、ストレスが68%も低下する。
引用:イギリスのサセックス大学の研究より
アメリカのミネソタ大学の研究では、1日30分間、誰にも邪魔されない静かな場所で本を読む時間を確保することが推奨されています。
読書をする習慣のない人にとっては、読書することがストレスになると思いがちですが、読書をはじめると気づけばストレスが軽減していることに気づくでしょう。
日頃からストレスを抱えやすい人ほど読書はおすすめなのです。
おすすめの読書方法3選
✔︎コロナ禍の影響により読書量が2割増加したといわれています。
自宅で過ごす時間が増えたことにより読書をする機会が増えたのかもしれませんね。
とはいえ、仕事や家事に忙しい毎日の中で、本をたくさん読むのは難しいですよね。それに、いくら自己投資が必要だと言っても家族の将来のために貯金もしたいし、、、なんて考える方も多いでしょう。
そんな方におすすめの読書方法をご紹介したいと思います。
図書館で本を借りる
筆者も愛用していますが、図書館の1番のメリットはお金をかけずに多くの書籍に触れることができるということではないでしょうか?
自己投資はお金をかければ良いということではありません。
図書館であれば少し本を買うことに抵抗がある人でも手軽に読書をはじめることができますし、多くのジャンルが揃っているため好きな分野を見つけることもできるでしょう。
まずは自宅から近い図書館を調べてみてはいかがでしょうか?
電子書籍を利用する
読書をする習慣ができると困ることが「本を置く場所」です。
筆者も本を定期的に購入するのですが、古本を処分してもどんどん溜まっていき、電子書籍(Kindle)を購入しました。
電子書籍(Kindleの場合)のメリット
- 場所を取らない
- 軽くてコンパクト
- たくさんの本がいつでも読める
- スマホと違って目が疲れにくい
- カバンの中でかさばらない
電子書籍(Kindleの場合)のデメリット
- 専門書には向かない
- 白黒のみなのでカラー本には向かない
- 充電が定期的に必要
最初は場所を取らないことが目的だったのですが、手軽に読書をすることができることで以前よりも読書量がとても増えました。
音声での読み上げ機能を利用する
文章が苦手な人は、読むことが難しい人でも大丈夫!
最近はスマホなどで本を読み上げてくれる機能もあり、読むことに抵抗がある人や、電車で字を読むと酔いやすい時などでも気軽に楽しむことができます。
Amazonのオーディオブック「オーディブル」がおすすめです。
読書を継続するためのコツ
筆者も普段から読書をする習慣がありますが、小さい時から読書が好きだったわけではありません。読書は続けてこそ楽しさが出てきます。そのためにはまず読書が苦痛にならないようにすることが大切です。
好きな分野の本を選ぶ
仕事に活かしたいからビジネス書を読まないと、、、と思い、手に取ったけれど全然おもしろくない、、、なんて人も多いのではないでしょうか?
当たり前のことですが、楽しくないと感じたことを人はなかなか続けることはできません。
読書を勉強としてとらえずにまずは好きな分野の本を1冊読んでみましょう!最初はすぐに読み終われる本がおすすめです。
読みたい部分だけを読む
本を購入すると、最初から最後まで読まないともったいない、、、なんて思いますよね。
たしかに執筆者はそう願って書いていますが、読み手は決して全て必ず読まなければいけないということではありません。
目次を見て興味を持ったところから読み始めても良いでしょうし、途中でおもしろくなかったら読まないのも選択肢の一つです。
読書は作業ではありません。
自分が得たい情報を得ることが一番ですから、読み切ることを目標にせず、目的を持って読むようにしましょう。
読書記録をつける
達成感を感じることは継続への近道です。
筆者は元々読書が苦手でしたが、スマホのアプリで本の記録をつける機能を使いはじめてから、記録が増えていくことが楽しくなり本を読むモチベーションにつながりました。
本を読む習慣がつけば記録をすること自体が紛らわしくなるかもしれませんが、読書を続けるきっかけにはなるのではないでしょうか。
まとめ
今回は読書をすることのメリットとおすすめの読書方法についてご紹介しました。
読書は何歳からでも始めることができます。筆者も読書を始めたのは大人になってからですが、今では読書をする習慣がありたくさんのことを知ることができて本当に良かったと思っています。
あなたもぜひ読書をはじめて、豊かで楽しい生活を手に入れましょう!
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