妊娠したけど、家で生活していく中で変えたほうが便利になる良いものってあるの?
✔︎このような疑問にお答えします。
妊娠すると生活環境が大きく変わります。
職場環境などはなかなか変えることが難しいですが、自分の家や使用しているものであれば変えることができます。
実際に、わたしが妊娠して身体が変化していく中で、今までは気にしていなかったけれど、この機会に思い切って変えてみてよかったものや、たまたま妊娠前に購入していて助かった〜と思ったものを紹介したいと思います。
妊娠中はストレスも抱えやすく、身体のトラブルのリスクも増えます。
お家で過ごす時間は少しでも心地よくなるよう工夫することで、充実したマタニティライフを送れることでしょう。
✔︎本記事の内容
- 妊娠での身体の変化がわかる
- 日常生活で気をつけたいことがわかる
- あると便利なものがわかる
✔︎本記事の信頼性
この記事は妊婦経験者であり、パーソナルトレーナーの筆者が書いています。
妊娠後のからだの変化
- 妊娠初期はつわりがある
- お腹が大きくなり服のサイズが変わる
- 姿勢が反り腰やガニ股になる
- 匂いに敏感になるわ
- 肌が荒れたり敏感になる
- しゃがむのが辛くなる
妊娠初期はつわりがある
妊娠してから一番最初に感じるからだの変化でしょう。
吐き気や頭痛、倦怠感などさまざまな症状が出ますが、この時期はとにかく無理をせず過ごすことが大切になります。
症状のきつい時は家事どころか食べ物も喉を通らない場合もありますから、自分でなんとかするというよりかは家族や職場の人など周りの人に頼るようにして少しでもからだの負担を減らしましょう。
お腹が大きくなり服のサイズが変わる
安定期に入ると一気にお腹が大きくなり、今まで来ていた服が突然キツくなります。
妊娠中は体調も日によって変化しますから、体調の良い時に早めに買っておくと良いでしょう。
姿勢が反り腰やガニ股になる
お腹が大きくなると骨盤が前に倒れることで腰が反り、ガニ股になります。
大股で歩きにくくなるだけでなく、少しの段差でもつまずきやすくなったり、腰痛の症状が出る場合もあります。
妊娠中の姿勢は、赤ちゃんが大きくなるにつれてしんどくなりますが、どうすることもできません。
腹帯を巻いて安定させたり、疲れやすいからだの場所をマッサージしてあげると良いでしょう。
匂いに敏感になる
妊娠すると少しの匂いにも敏感になります。料理やタバコなどもですが、部屋の香りですら気になることもあります。
アロマオイルなどでリラックスできる香りであれば良いですが、少しでも気分が悪くなれば香りを変えるか、無臭に変える方が良いでしょう。
肌が荒れたり敏感になる
妊娠中はホルモンバランスの変化で肌が荒れやすくなります。これらは出産後戻るとは言われていますが、妊娠中もある程度ケアしてあげることが大切です。
ひどい場合は病院に行くことをおすすめします。
私は元々肌が弱かったのですが、妊娠して一気に肌荒れが悪化、、、妊婦は薬が飲めないから、、、と我慢をしていましたが、あまりにひどくなったので病院に相談に行くと、妊娠中でも飲んで大丈夫な飲み薬や塗り薬をもらうことができました。今となってはもっと早くに行っておけばよかったと思います。
赤ちゃんのために我慢も大切ですが、一人で抱え込むことで逆効果になる場合もあります。不安な時は、専門家や家族に相談してみましょう。
しゃがむのが辛くなる
お腹が大きくなるにつれて、日常的に辛くなるのが「しゃがみ動作」。生活をしていると「普段こんなにしゃがんでいたんだ、、、」と思うほど。特に日本人は靴を脱いで生活するのが一般的で、洋式の家具やトイレなどが増えてはきましたが、まだまだ床に座ったり、寝転んだりすることが多いと思います。
いつもであればそれがリラックスできる状態でも、妊娠中はしんどいことも実は多くあります。
極力しゃがむことが少なくなるように工夫できることがあれば、する方が良いでしょう。
買ってよかった、あってよかったグッズ10選
このように、からだの変化があると生活していく中で不便に感じたり、日常動作がつらく感じる時があります。
そんな時にわたしが購入したものや、あってよかったものを紹介していきたいと思います。
- ケーブルボックス
- ハンディタイプの掃除機
- 肌にやさしい繊維の洋服や下着
- 野菜中心の食生活
- 良く使うものを高い位置に移動
- ベッド
- 大きめのソファ
- エアロバイク
- ストレッチボード
- パソコン
ケーブルボックス
ケーブルボックスとは、コンセントのコードをまとめて箱に入れて収納できるものです。
コードがぐちゃぐちゃになったり、部屋の見栄えが良くなるおしゃれ雑貨ですが、これが意外と活躍。
狭い部屋を歩いていると、ある日を境に床にあるコードが怖くなります。
お腹が大きくなることで下にあるものが見にくくなったり、足が上がりにくくなり引っ掛かることで転倒するリスクが高くなるからです。
実際、何度かつまずきかけ、とても怖い思いをしました。
出産後は赤ちゃんがコードを噛むリスクもあるため、どちらにせよ早めに買っておいて良かったと思えたグッズです。
ハンディタイプの掃除機
妊娠すると億劫になるのが「家事」です。特に掃除機は重たいし、腰を曲げて掃除することも多く、普段はきれい好きの私でも掃除機はしばらく避けていました。
そんな時、ハンディタイプの掃除機を見かけ、使っていた掃除機が古かったこともあり思い切って購入することに!
これが想像以上に楽で、コードなしの充電タイプにしたので足を引っかけて転ける心配も無くなりました。
部屋がきれいになると気分も明るくなり、心身ともに楽になりました。
肌にやさしい繊維の洋服や下着
妊娠すると肌がとても敏感になります。
特に肌に触れる下着や洋服の場合、化学製品の多く入っているものは痒みが出るようになりました。
何もない方は普通のもので問題ないと思いますが、肌に敏感な方は少しでも肌にやさしいものを選ぶとストレスフリーになります。
最近はマタニティ用品でもオーガニックなものも増えてきたので、手軽に購入できおすすめです。
野菜中心の食生活
妊娠中はつわりが落ち着くと食欲が増し、お菓子やジャンクフードなどを食べたくなります。それ自体は息抜きにもなり良いと思いますが、そのような食生活が続くと、赤ちゃんの栄養も偏ってしまいます。
自分一人の身体だと「まぁいいか」と思っていたことでも、子どもに直接栄養が届くと思うと、以前よりも野菜を買うようになり、バランスの良い食生活を意識するようになりました。
野菜は少し高い時もありますが、味噌汁など具沢山にして何日か持つようにするなど、工夫することで節約しながら栄養をとることができます。
食習慣を変えることはとてもハードルが高いですが、子どもの為と思うことでハードルが下がり、良いきっかけになりました。
サプリメントなどで不足した栄養素を補うこともありますが、基本的にはまず食品でとって、足りない分だけサプリメントにすることをおすすめします。
つわいでつらい時の食事については、こちらを参考にしてみてください。
良く使うものを高い位置に移動
今までは床に置いていたカバンや、低い棚に入れていた洋服などしゃがんで取ることがしんどくなり、移動できるものは深くしゃがまずにとれる位置に移動をしました。
高い位置にものがあることで腰痛の軽減になっただけでなく、床にものがなくなったので物でつまずくこともなくなり、掃除もしやすくなりました。
それだけでなく、床にある危険なものも減ったことで子どもが生まれてから改めて模様替えをする必要がなくなり、一石二鳥でした。
ベッド
ベッドは、妊娠する少し前に購入したのですが、お腹が大きくなるにつれて起き上がりやすいベッドには本当に助かりました。
さらにマットレスを腰痛軽減の物にしていたので、睡眠の質が低下しやすい妊娠中でもある程度ストレスを軽減することができました。
ベッドを購入することは難しいかもしれませんが、マットレスや枕だけでも変えると肩こりや腰痛の軽減になるのでおすすめです。
大きめのソファ
ソファも妊娠する少し前に購入していたのですが、床に座ることがしんどくなりソファのありがたさに気づきました。
また、大きめにソファにしたことで、つわり中のしんどい時期はほとんど寝たきりだったためソファには大変お世話になりました。
大きいソファを購入するのが大変でも、座椅子などでも背もたれにもたれることができると座るのも楽になりますよ。
エアロバイク
妊娠中は運動をするときに散歩をすすめられることが多いですが、雨の日や一人だと体調が心配な時などは、自宅にエアロバイクがあると心配なく運動することができます。
運動習慣をつけるために購入していたものですが、まさか妊娠して活躍するとは思っていなかったです。
何より良かったのは、自転車の場合マシンが床に固定されているので、転倒リスクが非常に低いことです。
読書やスマホを見ながらできるのも飽き性な私の性格にも合っていました。
ただし、ずっと家の中にいるのは身体にもメンタル的にも良くありませんので、散歩をすることもおすすめします!
妊娠中の運動については、こちらを参考にしてみてください。
ストレッチボード
ストレッチボードは、斜めの板の上に乗るだけでふくらはぎのストレッチができるもの。
フィットネスジムなどでたまに見かけますが、妊娠中は足がとってもむくみやすく足首も動かしにくくなります。転倒リスクにつながるだけでなく、血流不足により肩こりや腰痛の原因にもなります。
とはいえ、ふくらはぎはストレッチでは伸ばしにくいので乗るだけでストレッチ効果のあるストレッチボードは我が家では大活躍しました。
ただし、少しだけ場所をとるので、部屋にあまりものを置きたくない方はセルフでストレッチすることをおすすめします。
パソコン
元々はパソコンが大の苦手だった私。
いつか子どもが生まれたら小さい間は在宅ワークなんてできたら、、、と軽い気持ちでとりあえず練習も兼ねてパソコンを購入。
その後すぐに妊娠が分かったのですが、パソコンが使えるようになったことでこうしてブログを書くことができるようになったり、産後の仕事探しの不安も少し減りました。妊娠中にスキルを身につけたい方にもおすすめです。
まとめ
今回は、私が妊娠して実際に「購入したものや、あってよかったもの」をご紹介しましたが、お役に立ちましたか?
あると便利なものはたくさんありますが、ほんの少しの工夫で生活環境は良くすることができます。
「今だけだし我慢しよう、、、」と思っていても、いざ購入すると後々活躍することも多く、妊娠したことを良いきっかけに身の回りのものや部屋を見直してみることは良いきっかけになるかもしれません。
今回ご紹介したものだけでなく、ご自身で「これがあったらもっと楽になるのに」というものがあれば、ぜひ試してみて下さい。
きっと、楽しいマタニティライフを送れること間違いなしです。
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